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管理人のyumeです。 まさか自分たちが不妊治療することになるなんて。
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天気は良いけど寒いお正月ですねー。
皆様いかがお過ごしですか?

前回のエントリには心温まるコメントをいただき、本当にありがとうございました。
お蔭様で、そこそこ精神的には安定した日々を過ごしています。


2008年を振り返ってみると、いろいろなことがありました。


夫の無精子症が発覚して、転院して、ホルモン治療を受けて、TESEをして・・・。1年ぽっきりで終わったことが、あっけないというか、不幸中の幸いというか。

ともかく、つらいことも多かった2008年を明るく終わるため、年末は海外旅行で豪遊してきました~。


といっても、その旅行に計画していた時点では、まだTESEを受ける前だったんです。だから、せっかちな私は、年末はもしかしてICSIとかが入っちゃったりして?すでに妊娠しちゃってたりして?旅行にいけなくなるかも!といらぬ心配をしてたんです。

TESEのあとが続かないことがわかったので、その心配はまったく杞憂に終わり、体調万全で旅行に向かうことができましたが・・・。


で、旅行自体は夢のように楽しかったんですが、ちょっと複雑だったのが、子宝に恵まれることで有名な寺院を参拝したこと。

そういう寺院があるらしいという話を聞いてはいたのですが、神頼みしてもどうにかなるような状況ではないし、できれば避けたかったんですよね。

だけど、そのあたりには他に目ぼしい観光地がなく、その寺院はちょうどいい散歩コースにあったんですよ。
夫も別にどっちでもよさそうな感じだったので、とりあえず行ってきました。



その寺院は、その国でだけじゃなくて、世界的にも有名らしいです。って、その国の人は言ってるんだけど、ほんとかなあ~。

そこに祀られている神様は、今から何百年か前に、性行為を通じて女性に(たまに男性にも)布教したそうです。今でいうセックス教団の教祖みたいなものでしょうか?

日本の神社でお祓いをしてもらうと、棒に白い紙切れがついているもの(祓串というそうですが・・・)を神主さんがしゃんしゃんと振ってくれますよね?

あれがその寺院では、男性器をかたどったものなんですよ・・・。
まじめにお祓いを受けているほかの皆さんにならい、一応夫も私も簡単なお祓いを受けてきました。



あとで、その国に住んでいる知人(子供あり)にその寺院に行ってきたことを話すと、

「わー、あそこはほんとに子宝で有名なんだよ。
あそこに行っちゃったんだー、やばいよ、すぐできちゃうよー。」

と無邪気に言われました。

「あら、そうぉー?」

と私はにこやかに答えつつ、「いや、絶対ないから」と心の中で。



ま、別にこれくらい、なんてことありませんけどね。
ほんと、気にしてたら切りがないし。


ということで、今年もよろしくお願い致します!



んー。よく考えたらもう「赤ちゃん待ち」ではないですが。
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何度も書いてますが、2008年1月頃に私が登録したときは、「男性不妊」で12番目くらいだったんですよ。それがいまや68ブログですからねー。すごいです。
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すっかり寒くなりましたが、お元気ですか?
かなりご無沙汰のエントリです。
 
 
秋にTESEを予定していたこと、そのためにホルモン注射をしていたことは、今まで何度かブログに書きました。
実は、少し前に夫がTESEを受けたんです。

皆さんのブログを見ていると、リアルタイムでTESEの予定や結果も報告されている方も多いですよね。
私もそういうスタイルにしようかなと考えたこともありました。
 
けど、皆さんから励ましのコメントをいただいたのに、結果が悪かったりしたらどうしようとか、(ただの筆不精というのもあるんですけど)手術直後は自分の気持ちがまとまらずにブログを書くことは難しいだろうな・・・とか考えてしまい、今までご無沙汰していました。
 
結果は、タイトルのとおりなんですけど、ダメでした。
精子や後期精子細胞はおろか、その前の段階の精母細胞もなかったみたいです・・・。

その前の分裂の段階でDNAに損傷があると言われました。
手術直後はかなりショックでしたが、もうだいぶ日にちも立ったので、今は気持ちは落ち着いています。

これから同じ体験をされる皆さんのためにも、自分の備忘録のためにも、そして頑張ってくれた夫のためにも少し振り返ってみたいと思います。
 
 
入院の1週間前:
施術をする大学病院(普段通ってきたクリニックとは別です)に夫が一人で行きました。
いくつか検査をして、手術の説明等を受けたみたいです。
 
前日:
午後、夫が一人で入院しました。私は仕事が終わってから、夜1時間くらい病室に顔を出しました。
夫はかなりリラックスした感じでした。
 
手術日当日:
午後1時30分頃開始予定だったのですが、私は夫が手術室に入る30分くらい前にぎりぎり病院に到着。

前日とは異なり、夫も私もとっても緊張していました。
でも、(大学病院ではなく普段通ってきた)クリニックの先生が、精子を選別するために手術に立ち会うことになっていたようで、手術前に私たちの病室にも顔を出してくれたので、知っている顔をみてとっても気持ちがほぐれました。

手術室に入ってから出てくるまで、たぶん1時間くらいだったと思います。全身麻酔だったので、病室から手術室へ行くときはまだ麻酔が効き始めたばかりで車椅子に乗っていった夫は、帰りはベッドに寝たまま帰ってきました。

朝から食事を絶っていた夫は、目が覚めるとしきりに「腹減った・・・」とつぶやいていました。
術後に打っていた点滴が終わった頃、看護婦さんの許可を得て、私が近くのスーパーでお弁当を買ってきて、病院の夕食の時間になるずっと前に夫は元気に食べていました。
 
食事も食べ終わり、病室で二人、ぼーっとテレビを見ていたら、今日手術をしてくれた大学病院の先生が突然入ってきました。

術後の夫にねぎらいの言葉をかけながらも、先生は、残念ながら精子は見つからなかったこと、細胞は病理にまわすこと、その病院ではAIDもやっていること、を教えてくれました。

その日のうちに結果を教えてもらえることは聞いていたんですけど、いつ頃なのかとか、どういう形で教えてもらえるのかはよく知らなかったので、あっけない結末でした。先生が部屋に入ってきてから出て行くまで、ものの1分くらいだったと思います・・・。
 
先生が出て行ってから、二人とも無言でテレビを見つめたままでした。
私は、せっかく手術をしたのに・・・と哀しい気持ちでいっぱいで、テレビをみなたら涙が出てきたんですが、夫の前で嗚咽を漏らしてはいけないと我慢しました。
 
しばらくして、看護婦さんがやってきて、明日は休日だったので今日中に入院費用の精算をしてくださいと言われました。こんなときにお金の話か・・・と思いましたが、結果を聞いてから二人でずっと何分間か固まったままで重苦しい雰囲気だったので、それを破るきっかけをもらえたのはよかったかもしれません・・・。

私は病室を出て受付で会計を済ませましたが、聞いていたより安くて、たぶん手術とか入院費用とか全部含めて7万円くらいだったと思います。
 
面会時間が終わりに近づき、私が仕方なく帰り支度を始めると、今まで押し黙っていた夫がようやく、いろいろありがとう」と口を開きました。
私は「こちらこそ、ありがとう・・・」と返すのが精一杯で、それ以上何もいえずに病院を後にしました。
 
 
翌日:
午前中に夫は一人で退院しました。
夫が一人で大丈夫だからと主張するのでお任せしたのですが、やっぱり歩くのはかなりつらかったみたいです・・・。
 
私は、掃除はあまり得意ではないんですけど、そのときは朝早く目が覚めて、家中をピカピカに掃除して夫の帰りを待ちました。

気持ちよく帰ってきてもらいたかったし、これからは気分を切り替えて、二人で楽しく過ごさないといけない、という気持ちが強くて、手術のことも忘れたくて、がむしゃらに掃除しました。
 
夫は、その日もその翌日もちょっとおかしな歩き方をして、歩くのが疲れるので外出もままならない感じだったんですが、手術の3日後にはだいぶ普通に歩けるようになり、4日後には支障なく仕事に行ってました。

2週間後:
大学病院に傷口の確認と病理検査の結果を聞くために、二人で行きました。
抜糸は必要ないようで、傷口が順調に回復していることを確認してもらったようです。   
そして、細胞を病理検査にまわした結果、セルトリ細胞しかなかった(つまり、精子の前段階である、精母細胞や精子細胞がなかった)と言われました。
 
この点については、以前クリニックで精液検査をしたときに、精子が少ないけどあるにはあるが質的な問題があるといわれていたことと合点がいかなかったので、後日クリニックにアポをとった際に質問をしました。

対外に出る精液のほうが発展段階では後のほうにあたるので、精巣ないで精子を作っていないくても、対外に出るまでの間に精子らしきものになることがある、ということのようです。
 

 
その後夫は、子供だけが人生ではないし、幸い打ち込むことのできる仕事もあるしと、気持ちの切り替えは早かったような感じがします。もともとTESEやICSIに疑問を持っており、また、TESEの成功率が高くないと割り切ってましたし。もちろん、私の前では見せない部分はたくさんあると思いますが・・・。
 
私のほうは、結果を聞いてしばらくは、本当に頭をガツンと殴られるような気持ちでいっぱいでしたし、自分自身はほとんど何もできないままにあきらめざるを得ないことが歯がゆくもありました。
 
ただ、今後の望みをほぼ完全に絶たれたということは、もちろんとても残念なことなのですが、逆に少しすっきりしたという気持ちもあります。
 
今年初め、夢クリニックで男性不妊がわかったとき、まったく思ってもいなかったことにショックを受ける反面、「どうりで妊娠しないわけだ~」と納得した気持ちだったのと似ているかもしれませんが・・・。
 
とはいえ、私自身、本当にこれですっぱり気持ちを切り替えることができてよかったと思っているのか、それとも、自分に対して強がっているだけなのか、よくわからないとことがあります・・・。そして、今の気持ちが今後どのように変化するのかもよくわかりません。
 
 
私は今まで、挫折と呼べるものが2回ありました。行きたい学校にいけなかったこと、行きたい会社にいけなかったことがその2つです。

今振り返ると、そんなことくらいで!と思いますが、時は本当につらくて、その学校や会社の名前を見るだけでしばらく胸がざわざわしました。でも、幸いにして、挫折の結果として選んだ道が自分にとってはかえって良かったなあと今では心から思えます。

 
 
今回のことも、同じように乗り越えられるんだろうか・・・と考えます。いつか、電車の中でマタニティマークをつけた女性を見ても胸がざわざわしない日がくるんだろうか、自分には子供がいなくてよかったんだと思う日が来るんだろうか、と。
 
もちろん、今の時点では答えは出せません。学校や会社の代わりはいくらでもあるけど、自分の子供の代わりを見つけるのはそう簡単ではないでしょうし・・・。


というわけで、私の(というか、夫のですが)治療はここでおしまいです。今のところもAIDも考えていませんし、万が一の望みにかけてもう一度TESEをしてほしいとは・・・言いにくいですね。

不妊治療のブログは、治療をやめてしまうと同時にブログもやめてしまう場合も多いみたいですよね。
でも、今後また何か思うところがあったら、この場を借りて気持ちを吐き出すこともあると思うので、私はしばらくはこのままにしたいと思います。

ひょっこりとまたご挨拶することもあるかもしれませんが、そのときはどうぞよろしくお願いいたします。
コメントやメールはいつでもお待ちしています。
 
そうそう、いつもコメントをくださる花果さんからご紹介いただいた「極楽『お不妊』物語」という本があるのですが、ぜひ読んで見てください。とっても痛快です!

それでは、また!
 
 

今までありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします↓
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先日はSATC映画版の話でしたけど、今日はテレビシリーズのお話です。
かなり賞味期限切れのネタですが、お好きな方はどうぞお付き合いください・・・


数日前、ふとテレビシリーズのDVDの中から何気なく選んだ、"Catch-38" というエピソード。
前も書きましたが、以前テレビシリーズを見ていたときは、私はまだ自分が不妊治療を経験するとは思っても
みなかったんです。
その頃は普通に受け止めた内容なのに、今回何気なく見返して、ドキドキしてしまいました。


というのは、主人公のキャリーは、かなり年上のロシア人男性と付き合い始めるんですけど、ふとしたきっかけから、彼がバツイチで子供がいること、既にパイプカットしていて彼はこれ以上子供を作る気はないこと、を知るんです。

パイプカットしていても、それをまた戻す方法というのはあるらしいんですけど、それを聞いて38歳のキャリーは悩むんですよね。その彼とは今のところうまくいっているけど、付き合い始めたばかりだし、彼が生涯のパートナーとなるのかはわからない。彼と結婚するとしても、子供は持てない可能性が高い。一方、自分の年齢のことを考えると、彼と何年か付き合って分かれたのちに、キャリーは別のパートナーを見つけたとしても、その時点ではもう妊娠が難しくなっているかもしれない。

キャリーは、シャーロットとサマンサに相談し、性格も人生観も対極的な二人は、まったく違うアドバイスをくれます。

シャーロットは保守的で、結婚して子供を産むことが女の幸せだと思っているので、子供が欲しくないの?結婚するかどうかわからないロシア人のために子供をあきらめるの?と問いかけます。

それに対して、子供を切望しているというわけではないキャリーが、まだ存在もしていないし、欲しいかどうかもわからない子供のために、彼を今あきらめるというの?と反論するんです。なるほどなーと思わせられる名言です。

一方サマンサは、結婚・出産への憧れがまったくなく、パートナーに束縛されずに人生を楽しむタイプ。
そんなサマンサに対してキャリーが、「まだ付き合って2ヶ月でそんなことしたら彼もドン引きだとは知りつつも、パイプカットしてるロシア人に対して聞いてみたい質問がある」、と打ち明けるんです。

その衝撃的な質問とは・・・。

あなたは、子供なんて必要ないと私が思えるほどに、私のことを愛してくれる?


この質問、私自身がもやもやと抱いている気持ちを、まさに代弁していました・・・。
男性不妊で悩んでいる皆さんなら、なんとなくわかってくださるかもしません。

どうしても子供が欲しい、そのためには離婚の二文字も頭をちらつかないわけじゃない。でも夫のことが大切なので、離婚には踏み出せない。

けど、そんな夫の気持ちがこの先変わらないという保証はない。もし彼の気持ちが5年後、10年後に変わってしまって離婚することにでもなったら、自分の年齢から考えて別の男性との子供は難しくなってしまう。

そうなったら、何のために自分は子供をあきらめて彼を選んだんだろうか・・・ときっと思ってしまう。
だから、ぶつけてみたいです、こういう質問。


それに対してサマンサは、彼にそんな質問をすべきではない、とキャリーを諭します。
 
そして、「子供のいない人生がどんな楽しさを与えてくれるか考えてみて」、とキャリーを促すんです。
 
そのせりふを聞いて私は、キャリーがどんなことを挙げるのか、固唾を飲んで見守りました・・・。
子供がいない人生はこんなに楽しい!ということを、誰かに力強く証明してもらいたくって。

それに対するキャリーの答えは、旅行、セックス、ゆとりある生活、時間・・・・みたいな、よく言われることでした。もちろん、二人の生活のよさというのは、そういったものなんでしょうけど、

「なるほど!今まで気がつかなかたけど、そんな楽しいことがあるんだ!」

みたいなことがあったら良かったかな・・・。


で、結局キャリーは、その時点ではロシア人男性と付き合い続けることにするんです。シャーロットに言ったとおり、欲しいかどうかもわからない子供のために、今大事だと思っている人をあきらめられない、ということなんでしょうね。 


関係ないですが、皆さんは、婚活に一生懸命の友達の話を聞くと、相手の学歴や家柄のチェックもいいけど、精子のチェックもしたほうがいいよ!と忠告したくなりませんか???

ほんと、余計なお世話ですけどね。それに、わかったらわかったで、それでも結婚するかどうかの難しい選択になるのですが・・・。
 


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すっかり秋めいてきましたね~。

3連休、いかがお過ごしでしょうか。
私は映画版SATCを見てきました。
2時間以上ある長い映画でしたが、懐かしい登場人物に相変わらずの会話で、面白かったです!
内容的には、ちょっと軽いな~というか、やっぱりこれはテレビで楽しむものなんだな~とは思いましたけど。

皆さんは、4人の中の誰に一番感情移入しますか?
私はテレビシリーズの頃からシャーロットですね。それから、ミランダの言動も、わかるなーと思います。
サマンサは、大好きだし見てると元気が出るけど、自分自身とはさすがに重ならないですね(笑)
キャリーも、女性の代表としては共感するけど、どういうわけか自分を投影することはないな~

SATCに興味がない方もいらっしゃるかと思いますが、テレビシリーズではシャーロットは不妊治療をしているという設定だったんですよ。

とはいっても、当時は私もまだこの道に入っていなかったので、シャーロットの不妊治療の話も「ふーん、大変なんだ・・・」という感じで、不妊治療をしている彼女に共感した、ってわけではなかったんですけどね。

なかなか子供を授からず、中国から養子をもらうなんて、さすがアメリカ・・・でも、そこまでして欲しいものなのかな?と思ってました。

で、今回の映画では、4人のそれぞれのエピソードが一応描かれてはいたんですけど、シャーロットの話が一番薄っぺらかったような。

それは何かというと・・・。


(ここから先はネタバレありなので、映画版をこれから見たい人はスルーしてくださいね!
といっても、シャーロットネタだけなので、そんなに驚くような話はないです、はい)





テレビシリーズのときに迎えた中国人の養女をかわいがっていたシャーロットは、映画の最後のほうで結局自然妊娠するんです。でも、そのときシャーロットがキャリーに言ったせりふが、なんと言うか、お決まりのやつで。
 
細かいニュアンスは覚えていませんが、こんな感じ↓

「できたの!あんなに治療してもできなかったのに、治療をやめたらできたの!
あきらめて養子をもらったら、自然にできることが多いんですって!」

SATCって、アラサー・アラフォー世代の気持ちをよく掴んでいるなーというせりふが多いから人気があると思うんですけど、ここのシャーロットのせりふには、かなり落胆しましたね。

不妊治療をしていた芸能人も、実際に妊娠・出産したときには「不妊治療をやめたらできました」みたいに語ることが多いですよね。

そうは言っても、実は不妊治療で授かっているケースも多いんじゃないかなーと思いますが、不妊治療をよく知らない人が、不妊治療をやめたら妊娠する、みたいに単純な方程式を信じてしまうのが怖いです。

もちろん、治療をやめて精神的にリラックスしたら、いつの間に・・・ということはあると思いますよ。でも、妊娠しない理由にはいろいろあるわけだし、やめれば必ずできるというわけでもないし(特に私達のような場合は、治療をやめればほぼ不可能に近いわけで)、それを他人からいろいろ言われたくないですよね。

赤ちゃん待ちブログでも、わかっていない人から、「不妊治療をやめてみたらうまくいくことも多いらしいよ?」みたいな無責任なアドバイスをされるとイラつく、みたいなエントリをよく見かけるし、私もたぶんそういうことを言われたらかなりむっとすると思います。
 
あの映画の中では、シャーロットは養女をとてもかわいがっていて、「でも割り切れない、やっぱり自分の子供が欲しい」みたいな素振りもなくて、自然妊娠への伏線が全然描かれてなかったんですよね。

2時間半の映画の中で、登場人物4人のそれぞれに起承転結を織り混ぜたいと思うのは当然だと思うのですが、シャーロットについては、ほとんどそれまで動きがなくて(お腹壊すエピソードとかはあったけど)、起承がなくていきなり自然妊娠で転結という感じで、なんか拍子抜けしたというか。

まあ、シャーロットの場合は、他の3人とは違って夫婦円満だし、自然妊娠するというエピソード以外の話が思いつかなかったんでしょうけど、それにしても「治療をやめたらできたの!」で終わらせて欲しくなかったなー。シャーロットの心の葛藤とかをそれなりに描いてほしかったよ。

所詮SATCなのに何を求めてるんだ、と言われそうですが・・・。
 

実は私が書きたかったのは、映画版の話ではなくて、SATCのテレビシリーズのあるエピソードのことだったんですけど、ついつい映画についての話が長くなっちゃいました・・・。テレビシリーズについては次回。



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いよいよ60人に到達しました~(喜んでよいのやら、悲しんでよいのやら)
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関東地方はなんだか雨!ばっかりですね~。
この時期にこんなお天気なんて、やっぱりちょっとおかしいような・・・。
 
さて、昨日こんな記事を見つけました。
iPS細胞という言葉、私も最近になって知りました。
精子を作ることもできるので、男性不妊の対策としても注目されているみたいですね。

とりあえず、精子を作る研究を文部科学省に認めてもらうことから始めないといけないんですね。
そこから研究が進んで臨床レベルになるまでには、あと10年とか15年、かかるんでしょうか・・・。

そんなときまで卵子は持たないよ~。
冷凍保存するかな・・・ ってほんとに思っちゃいますね。 



iPS細胞の倫理委設置へ、年内にも提言 

産婦人科医師や獣医師らで構成する日本生殖再生医学会(森崇英理事長)は、様々な細胞に変化する新型万能細胞(iPS細胞)に関する倫理委員会を設けることを決めた。 人のiPS細胞から精子や卵子を作製する研究が認められるよう、年内にも提言をまとめる方針。  

文部科学省は今年2月、人のiPS細胞から精子や卵子を作ることを当面の間禁止することを決定した。ただ、生殖細胞研究は不妊治療などにつながる可能性があるため、現在、同省の審議会で生殖細胞の作製を認めるか議論中だ。

(2008年8月27日 読売新聞)



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プロフィール
HN:
yume
性別:
女性
職業:
ふつうの会社員です
自己紹介:
yumeです。2002年に結婚し、今は30代半ばです。

本格的に妊娠を考え始めたのは2006年くらいから。1年たっても何事も起こらなかったので、2008年1月、夫婦二人で夢クリニックへ。

ところが、初診のときに思いもよらず男性不妊が発覚!
転院した別のクリニックで精子採取を何度か続けたものの、よい結果は出ず。

散々迷った挙句、2008年10月に某病院で夫がTESEを受けましたが、細胞も見つからないという残念な結果に。

更新もたまにですけど、コメントいただけると嬉しいです。

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