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管理人のyumeです。 まさか自分たちが不妊治療することになるなんて。
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先日はSATC映画版の話でしたけど、今日はテレビシリーズのお話です。
かなり賞味期限切れのネタですが、お好きな方はどうぞお付き合いください・・・


数日前、ふとテレビシリーズのDVDの中から何気なく選んだ、"Catch-38" というエピソード。
前も書きましたが、以前テレビシリーズを見ていたときは、私はまだ自分が不妊治療を経験するとは思っても
みなかったんです。
その頃は普通に受け止めた内容なのに、今回何気なく見返して、ドキドキしてしまいました。


というのは、主人公のキャリーは、かなり年上のロシア人男性と付き合い始めるんですけど、ふとしたきっかけから、彼がバツイチで子供がいること、既にパイプカットしていて彼はこれ以上子供を作る気はないこと、を知るんです。

パイプカットしていても、それをまた戻す方法というのはあるらしいんですけど、それを聞いて38歳のキャリーは悩むんですよね。その彼とは今のところうまくいっているけど、付き合い始めたばかりだし、彼が生涯のパートナーとなるのかはわからない。彼と結婚するとしても、子供は持てない可能性が高い。一方、自分の年齢のことを考えると、彼と何年か付き合って分かれたのちに、キャリーは別のパートナーを見つけたとしても、その時点ではもう妊娠が難しくなっているかもしれない。

キャリーは、シャーロットとサマンサに相談し、性格も人生観も対極的な二人は、まったく違うアドバイスをくれます。

シャーロットは保守的で、結婚して子供を産むことが女の幸せだと思っているので、子供が欲しくないの?結婚するかどうかわからないロシア人のために子供をあきらめるの?と問いかけます。

それに対して、子供を切望しているというわけではないキャリーが、まだ存在もしていないし、欲しいかどうかもわからない子供のために、彼を今あきらめるというの?と反論するんです。なるほどなーと思わせられる名言です。

一方サマンサは、結婚・出産への憧れがまったくなく、パートナーに束縛されずに人生を楽しむタイプ。
そんなサマンサに対してキャリーが、「まだ付き合って2ヶ月でそんなことしたら彼もドン引きだとは知りつつも、パイプカットしてるロシア人に対して聞いてみたい質問がある」、と打ち明けるんです。

その衝撃的な質問とは・・・。

あなたは、子供なんて必要ないと私が思えるほどに、私のことを愛してくれる?


この質問、私自身がもやもやと抱いている気持ちを、まさに代弁していました・・・。
男性不妊で悩んでいる皆さんなら、なんとなくわかってくださるかもしません。

どうしても子供が欲しい、そのためには離婚の二文字も頭をちらつかないわけじゃない。でも夫のことが大切なので、離婚には踏み出せない。

けど、そんな夫の気持ちがこの先変わらないという保証はない。もし彼の気持ちが5年後、10年後に変わってしまって離婚することにでもなったら、自分の年齢から考えて別の男性との子供は難しくなってしまう。

そうなったら、何のために自分は子供をあきらめて彼を選んだんだろうか・・・ときっと思ってしまう。
だから、ぶつけてみたいです、こういう質問。


それに対してサマンサは、彼にそんな質問をすべきではない、とキャリーを諭します。
 
そして、「子供のいない人生がどんな楽しさを与えてくれるか考えてみて」、とキャリーを促すんです。
 
そのせりふを聞いて私は、キャリーがどんなことを挙げるのか、固唾を飲んで見守りました・・・。
子供がいない人生はこんなに楽しい!ということを、誰かに力強く証明してもらいたくって。

それに対するキャリーの答えは、旅行、セックス、ゆとりある生活、時間・・・・みたいな、よく言われることでした。もちろん、二人の生活のよさというのは、そういったものなんでしょうけど、

「なるほど!今まで気がつかなかたけど、そんな楽しいことがあるんだ!」

みたいなことがあったら良かったかな・・・。


で、結局キャリーは、その時点ではロシア人男性と付き合い続けることにするんです。シャーロットに言ったとおり、欲しいかどうかもわからない子供のために、今大事だと思っている人をあきらめられない、ということなんでしょうね。 


関係ないですが、皆さんは、婚活に一生懸命の友達の話を聞くと、相手の学歴や家柄のチェックもいいけど、精子のチェックもしたほうがいいよ!と忠告したくなりませんか???

ほんと、余計なお世話ですけどね。それに、わかったらわかったで、それでも結婚するかどうかの難しい選択になるのですが・・・。
 


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ご無沙汰しています。
SATCは本当に興味深いですよねー。
私も不妊治療を始めてからの方がよりいっそう見いってしまいます。

キャリーは恋愛至上主義派でも、やっぱり遠い将来(?)に出産の事は頭にあるから、ロシア人との未来に不安を抱いてしまう・・・
女性の本能として産み育ててみたいという感覚があるから、逆にあそこまで達観しているサマンサのキャラ設定に関心が湧きますね(確か、幼少時に母が家事子育てに大変そうなのを見て、結婚やらに興味がないとかだったかな)

私としては、旦那にキャリーと同じ質問を聞きたいというのはありません。私が旦那から、「この先一生俺を愛し続ける事が出来るのか?」(そんなQは絶対にしてこないと思います)と聞かれたと仮定しても、「たぶん・・・」としか答えられないし、旦那にもし愛し続けると断言されたとしても、人の未来には予期せぬ事態が起こりえると思うからなんです(まさか自分が不妊治療する事になるなんて、という感じです)

旦那が私をどう思うかよりは、私がこのまま旦那といて子供が授からず私の年齢もタイムリミットを迎えた後に、いつかどちらかが心変わりして別離したとしたら、私はもっと前に別離して他の相手を見つける努力をすれば良かったと後悔する時が来るのだろうか・・・、というのが私の一番恐れる点です。
そうならない為にも、二人の生活を決断したなら、「原因はどちらであれ、私は自分で選んでこの人と一緒にいるんだ」と時々心しておかなければならないんだとおぼろげに考えたりします。

子供がいないからこその楽しみっていうのは難しいですよね。
人それぞれに違うモノだし、やっぱり後付けの理由っぽくなってしまう事もあり。
本で読んだ40才後半の女性は、これからも様々な意味で一生不妊と付き合っていかなければいけないと覚悟されてると。「私達夫婦には子供がいない人生が用意されていたのだ」と。この事実を受け止めて前向きに生きていきたい、と締めくくられてありました。

私もブライダルチェックならぬ精子チェックに賛成です!
(ピンクリボンのように普及する日はきっと来ないでしょうが)
ちょうど去年私が初ICSIトライに希望を見い出していた頃、友人から生理周期が乱れていると相談を受けました。彼女はその半年前に結婚した所で、まだ子作りに積極的ではなかったものの、不妊治療に興味があるらしく色々と聞いてきたので、婦人科の受診を勧めたんです。彼女はサバサバな性格なので、自分から一連の検査を受けるのは大変だし負担だから、旦那から精液検査を受けてもらうわー、男性も20歳になったら皆一律に受けたらいいのにー、と言いSATCのごとく?盛り上がりマシタ。
ほとんどの友人は治療のカミングアウトをしたら、大変だねー、とか以後その話題には触れないパターンが大半だったので、その彼女のリアクションにはかなり心強いものを感じた次第です。結局彼女は後日婦人科に数回通ったものの、不妊検査は受けず、今は妊娠5ヵ月になっています。
なんだか複雑な気持ちも拭えないですが、大好きな友人だし、旦那さんのあらぬ疑い(?)も晴れて良かったねーと言うのがまぁ精一杯ですが(~_~;)

そう言えば、やっとウチも始動しました。
アクションを起こさない旦那を尻目に、私もやっとこ上京する気になってきたので、先週から土曜日毎に採精アポを入れて、22日には私も同伴して院長のお話を聞く予定です。
来年春頃の上京かなーと思っていたんですが、よくよく考えてみると、私もたぶん2周期位前からピルを飲んだり、点鼻薬を始めたり?と前準備が必要だと思い出し、慌ててアポを取りました。
採精しても検査に回る以外の分が凍結されると聞いたので、10回以上は旦那に行ってもらわないといけないんだろうなーと懸念しつつ・・・
私の方の刺激周期スケジュールや採卵法(たぶん静脈麻酔(@_@)について聞いてみるつもりです。

おそらく日帰りになるかと思いますが、またお時間良ければ
お話しましょう!
花果 2008/11/06(Thu)15:11 編集
Re:ご無沙汰しています。

花果さん、すっかりお返事が遅くなってごめんなさい・・・。
PCが故障してしまって、しばらく修理に出していました。HDD全取替えです

>女性の本能として産み育ててみたいという感覚があるから、逆にあそこまで達観しているサマンサのキャラ設定に関心が湧きますね(確か、幼少時に母が家事子育てに大変そうなのを見て、結婚やらに興味がないとかだったかな)

→サマンサはそういう設定だったんですね~。どなたかのブログで、サマンサはもはやファンタジーだよねーと言っているのを聞いて、笑いました。
感情移入するわけではないけど、ほんと、あそこまで達観している人が友達にいたら楽しそうです。

>私としては、旦那にキャリーと同じ質問を聞きたいというのはありません。私が旦那から、「この先一生俺を愛し続ける事が出来るのか?」(そんなQは絶対にしてこないと思います)と聞かれたと仮定しても、「たぶん・・・」としか答えられないし、旦那にもし愛し続けると断言されたとしても、人の未来には予期せぬ事態が起こりえると思うからなんです(まさか自分が不妊治療する事になるなんて、という感じです)

→私も、実際はそんな質問を口に出すことはできないとは思います。でも、聞いてみたいという気持ちが消えないのは、割り切れてないせいかも・・・。でも、たとえ相手が断言してくれたとしても、今後心変わりすることがありえるし、もしそうなったとしたら、そんな問答をしていたこと自体が余計悲しくなるんですよね。

花果さんのおっしゃるとおり、相手がそう言ってくれたから一緒にいるというのではなく、自分が選んで一緒にいるんだと思ったほうが、確かにあとで後悔はしないんでしょうね・・・。

>本で読んだ40才後半の女性は、これからも様々な意味で一生不妊と付き合っていかなければいけないと覚悟されてると。「私達夫婦には子供がいない人生が用意されていたのだ」と。この事実を受け止めて前向きに生きていきたい、と締めくくられてありました。

→運命というか、星の巡り合わせみたいなものを、私もおぼろげに信じているんです。
小さなことなんですけど、今私たちが住んでいるマンションは、間取りも雰囲気も子供のいない夫婦向けだし、場所も、子供ができることを考えたらもう少し実家の近くがよかったんですけど、実家近くのマンションは抽選に外れたりして、結局今の二人の生活に便利な場所になってしまいました。もちろん、そのマンションを選んだときは、子供ができたら買い換えればいいや・・・くらいに思ってたんですけど、これも何かのめぐり合わせかな・・・と思います。

まさかこんなことになるなんて、いったい私たちがどんな悪いことをしたっていうんだろう・・・と思うと落ち込みますが、二人で楽しく生活していける私たちだからこそ、こういう運命になったんだ・・・と考えるようにしています。

今週末、東京にいらっしゃるんですね!今回は残念ながらお会いできそうにないのですが、次回いらっしゃるときにはぜひお目にかかりたいです。

私のほうは、その次の週に通院予定ですが、いろいろありまして、それがたぶん最後になると思います・・・。

またメールしますね!
【2008/11/18 01:11】
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プロフィール
HN:
yume
性別:
女性
職業:
ふつうの会社員です
自己紹介:
yumeです。2002年に結婚し、今は30代半ばです。

本格的に妊娠を考え始めたのは2006年くらいから。1年たっても何事も起こらなかったので、2008年1月、夫婦二人で夢クリニックへ。

ところが、初診のときに思いもよらず男性不妊が発覚!
転院した別のクリニックで精子採取を何度か続けたものの、よい結果は出ず。

散々迷った挙句、2008年10月に某病院で夫がTESEを受けましたが、細胞も見つからないという残念な結果に。

更新もたまにですけど、コメントいただけると嬉しいです。

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