管理人のyumeです。
まさか自分たちが不妊治療することになるなんて。
衝撃を受けた夢クリニックでの初診。
それまでネット情報で耳年増になっていた私ですが、男性不妊に関する情報はノーケアでした。
しかも、女性が理由の不妊よりもずっと難易度が高いということは、夢クリニックの院長先生のお話を聞いて、初心者の私たちにも感じ取れました。
暗い気持ちになる反面、今まで妊娠しなかった理由(の少なくとも一部)が判明したことで、かなりすっきりしたのも事実です。
漢方薬飲んだり、食事に気を使ったり、排卵検査薬で自己流タイミングを計ったりといった、今までの苦労(?ってほどでもないけど)は一体なんだったんだ・・・という脱力感はありましたが、
「精子がなきゃ、そりゃ妊娠しないよねー。」 と妙に納得しました。
それから、正直なところ、自分の体が理由ではないことに救われもしました。
うちの夫は、基本的にとても前向きで、芯の強い性格です。
だから、もちろん無精子症ということのショックは大きいでしょうが、夫ならきっと乗り超えられると思いました。
少なくとも、私に理由があって治療を続ける場合に、私が耐え切れる度合いとは、かなり違うでしょう。
それに、今まで治療のイニシアチブを私に任せていた夫も、これからは積極的になってくれるはず・・・。
本当に自分勝手ですけど、そんなことも思いました。
けど、そんなふうに自分の気持ちを整理したところで、
「じゃあ、これから一体どうしたら妊娠できるんだろう
? 」
という答えは当然見つかりません。
家に帰って、今までは検索したことのない男性不妊や無精子症というキーワードでググってみると、今までほとんど知らなかったような病院の情報がたくさんヒットします。
普段ネットサーフィンをほとんどしない夫が、夢クリニックから戻るなり部屋にこもっていろいろ調べていました。
夫は、夢クリニックで、顕微受精でも受精率は普通の体外受精と同じくらいだと言われたことがひっかかっていました。
「Yume はやはり子供は欲しい?
自分の体がああいう状態だとわかった以上、無理に子孫を残そうとするのは良くない気がする。
クリニックでは受精率のことばかり言われたけど、重要なことは受精する確率ではなくて、健康な子供がちゃんと産まれてくるかどうか。
人為的に選んだ精子で顕微授精をしたら、どうしたってリスクが高いんじゃないか。
今は、ショックな話を聞いたばかりで、自分の子供を持つことにネガティブな気持ちにしかなれない・・・。」
赤ちゃん待ちブログをいつも読んでいた私にとっては、体外受精や顕微授精は身近な話。
男性不妊じゃなくたって顕微授精する人はたくさんいるし、自然妊娠が絶望的な私たちはそもそも顕微授精以外の方法はないはず。
それなのに、顕微授精がいやだと言われたら、子供を産むことはできませんよね。
私は、男性不妊で最高峰といわれる北九州の病院のHPで見たことを思い出して、
「でも、二人の子供を残したいじゃない。150くらいの例のうち、明らかな奇形は2件だけだったみたいよ」と言いました。
夫は 「150のうち2件・・・そんなに確率が高いんだ・・・」とため息をつきました。
「でも、30歳を過ぎた人なら普通に妊娠したって、それくらいの確率なんじゃないの」と私。
そのうち夫は「Yumeは、他の人生を探したい?」と言い始めました。
「自分の子供が持てないことは仕方ないと思えるけど、Yumeと離れてしまうのは寂しいな・・・」。
夫の言葉に、「そんなのやだよ!」と泣きながら私は否定しました。
大好きな夫の子供だからこそ欲しいんだし、子供ができないとわかった途端に離婚だなんて、考えられませんでした・・・。
が、もし私が逆の立場だったら、やっぱり夫と同じように、離婚を申し出るような気がします。
子供を持てなくとも一緒にいたいと言ってくれればうれしいけど、彼がそれを理由に離れていってしまっても、何も言えないだろうな・・・と。
不妊治療を始めて、同じようなことに悩まれるご夫婦はきっとたくさんいるんでしょうね・・・。
ともあれ、次のステップに進むなら10日後に来院するよう夢クリニックに言われていましたが、夫はあまり気乗りしないようでした。
確かに、精巣生検をすることになった場合、KLCから設備を持ってこなければいけないようでしたし、それだったら最初からKLCにしたほうが良さそうな気がします。
というわけで、方針を変更して、男性不妊に強い病院での治療を進めたいと思い始めました。
そんなときに、私たちは一冊の本と出会いました。
いつも勉強にさせていただいてます↓

今日のエントリはなかなか筆が進みませんでした・・・

それまでネット情報で耳年増になっていた私ですが、男性不妊に関する情報はノーケアでした。
しかも、女性が理由の不妊よりもずっと難易度が高いということは、夢クリニックの院長先生のお話を聞いて、初心者の私たちにも感じ取れました。
暗い気持ちになる反面、今まで妊娠しなかった理由(の少なくとも一部)が判明したことで、かなりすっきりしたのも事実です。
漢方薬飲んだり、食事に気を使ったり、排卵検査薬で自己流タイミングを計ったりといった、今までの苦労(?ってほどでもないけど)は一体なんだったんだ・・・という脱力感はありましたが、
「精子がなきゃ、そりゃ妊娠しないよねー。」 と妙に納得しました。
それから、正直なところ、自分の体が理由ではないことに救われもしました。
うちの夫は、基本的にとても前向きで、芯の強い性格です。
だから、もちろん無精子症ということのショックは大きいでしょうが、夫ならきっと乗り超えられると思いました。
少なくとも、私に理由があって治療を続ける場合に、私が耐え切れる度合いとは、かなり違うでしょう。
それに、今まで治療のイニシアチブを私に任せていた夫も、これからは積極的になってくれるはず・・・。
本当に自分勝手ですけど、そんなことも思いました。
けど、そんなふうに自分の気持ちを整理したところで、
「じゃあ、これから一体どうしたら妊娠できるんだろう

という答えは当然見つかりません。
家に帰って、今までは検索したことのない男性不妊や無精子症というキーワードでググってみると、今までほとんど知らなかったような病院の情報がたくさんヒットします。
普段ネットサーフィンをほとんどしない夫が、夢クリニックから戻るなり部屋にこもっていろいろ調べていました。
夫は、夢クリニックで、顕微受精でも受精率は普通の体外受精と同じくらいだと言われたことがひっかかっていました。
「Yume はやはり子供は欲しい?
自分の体がああいう状態だとわかった以上、無理に子孫を残そうとするのは良くない気がする。
クリニックでは受精率のことばかり言われたけど、重要なことは受精する確率ではなくて、健康な子供がちゃんと産まれてくるかどうか。
人為的に選んだ精子で顕微授精をしたら、どうしたってリスクが高いんじゃないか。
今は、ショックな話を聞いたばかりで、自分の子供を持つことにネガティブな気持ちにしかなれない・・・。」
赤ちゃん待ちブログをいつも読んでいた私にとっては、体外受精や顕微授精は身近な話。
男性不妊じゃなくたって顕微授精する人はたくさんいるし、自然妊娠が絶望的な私たちはそもそも顕微授精以外の方法はないはず。
それなのに、顕微授精がいやだと言われたら、子供を産むことはできませんよね。
私は、男性不妊で最高峰といわれる北九州の病院のHPで見たことを思い出して、
「でも、二人の子供を残したいじゃない。150くらいの例のうち、明らかな奇形は2件だけだったみたいよ」と言いました。
夫は 「150のうち2件・・・そんなに確率が高いんだ・・・」とため息をつきました。
「でも、30歳を過ぎた人なら普通に妊娠したって、それくらいの確率なんじゃないの」と私。
そのうち夫は「Yumeは、他の人生を探したい?」と言い始めました。
「自分の子供が持てないことは仕方ないと思えるけど、Yumeと離れてしまうのは寂しいな・・・」。
夫の言葉に、「そんなのやだよ!」と泣きながら私は否定しました。
大好きな夫の子供だからこそ欲しいんだし、子供ができないとわかった途端に離婚だなんて、考えられませんでした・・・。
が、もし私が逆の立場だったら、やっぱり夫と同じように、離婚を申し出るような気がします。
子供を持てなくとも一緒にいたいと言ってくれればうれしいけど、彼がそれを理由に離れていってしまっても、何も言えないだろうな・・・と。
不妊治療を始めて、同じようなことに悩まれるご夫婦はきっとたくさんいるんでしょうね・・・。
ともあれ、次のステップに進むなら10日後に来院するよう夢クリニックに言われていましたが、夫はあまり気乗りしないようでした。
確かに、精巣生検をすることになった場合、KLCから設備を持ってこなければいけないようでしたし、それだったら最初からKLCにしたほうが良さそうな気がします。
というわけで、方針を変更して、男性不妊に強い病院での治療を進めたいと思い始めました。
そんなときに、私たちは一冊の本と出会いました。
いつも勉強にさせていただいてます↓

今日のエントリはなかなか筆が進みませんでした・・・

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プロフィール
HN:
yume
性別:
女性
職業:
ふつうの会社員です
自己紹介:
yumeです。2002年に結婚し、今は30代半ばです。
本格的に妊娠を考え始めたのは2006年くらいから。1年たっても何事も起こらなかったので、2008年1月、夫婦二人で夢クリニックへ。
ところが、初診のときに思いもよらず男性不妊が発覚!
転院した別のクリニックで精子採取を何度か続けたものの、よい結果は出ず。
散々迷った挙句、2008年10月に某病院で夫がTESEを受けましたが、細胞も見つからないという残念な結果に。
更新もたまにですけど、コメントいただけると嬉しいです。
メールはyume55 アットマーク live.jpまでお待ちしています。
(55は半角でお願いします♪)
本格的に妊娠を考え始めたのは2006年くらいから。1年たっても何事も起こらなかったので、2008年1月、夫婦二人で夢クリニックへ。
ところが、初診のときに思いもよらず男性不妊が発覚!
転院した別のクリニックで精子採取を何度か続けたものの、よい結果は出ず。
散々迷った挙句、2008年10月に某病院で夫がTESEを受けましたが、細胞も見つからないという残念な結果に。
更新もたまにですけど、コメントいただけると嬉しいです。
メールはyume55 アットマーク live.jpまでお待ちしています。
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