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管理人のyumeです。 まさか自分たちが不妊治療することになるなんて。
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クリニックで言われたのは、精液検査を10回しても質的保証のできる精子が見つからない場合、選択肢は2つあるということ。 

一つは、非配偶者間人工授精(Artificial Insemination of Donor)。

そして、その次に出てきたのが、精巣を切って精子を回収する(TESE)ということでした。 

ふつうのクリニックで無精子症の治療といったら、まずTESEが出てきますよね。 

それが、ここのクリニックでは、精液検査を何度も試して、AIDも考えて、そして最終的にTESEという選択肢もありうる、という説明だったので、驚きました。 


先生の説明は、こういうものでした。


 「睾丸からとった精子はDNAが不安定で、未知の世界も多いので、まだまだ論議があります。 

このクリニックでも症例はあるけれど、個人的にはあまりお勧めはしません。 

精子細胞は、質的保証ができないのが9割です。

精子細胞から顕微授精で妊娠する症例もあるけれど、染色体は正常でも臓器に問題がある可能性もあるの。 

医師としては、一定確率以上のリスクは取りたくないんです・・・。
」 


世界で初めて体外受精児が生まれてから30年足らず。 

体外受精児の次の世代が既に自然妊娠で生まれている事例もあるみたいですが、

まだまだ研究途中の分野なんだなあと思わずにいられませんでした。 



私が質問します。

 「でも、精巣をカットして精子や精子細胞を取り出すこと自体に、リスクがあるわけではないんですよね? 

精液中にいようが、精巣のなかにいようが、精子が正常に受精できる機能を持っているかですよね?

それでもやはり、精液中から取り出したほうが良いのですか?」 


そうね。精巣のカットも麻酔の必要な手術ではあるけど、そのこと自体がリスクを高めるわけではないわ。 

ただ、精液中に含まれるのは一つステップアップした状態になるということで、

できるだけ後の段階にある精子を回収したほうが望ましいんです。

もちろんいろいろな考え方があるし、患者さんによっては、さっさと切っちゃってくださいとおっしゃる方もいます。

でも、私はまずは精液検査から調べることをお勧めします
。」


「このクリニックは、単に見た目の運動性だけで精子を選ばないのが特色ですよね。

他のクリニックはなぜそれができないのでしょうか?」 


そうね・・・。質を調べるためにはたくさんの医療設備が必要なので、他のクリニックでは調べたくても調べられない、そこまで設備投資できない、ということはあると思います。 

不妊治療していて利益をあげているクリニックも多いだろうから、機材が購入できないことはないとは思うんだけどね・
・・」 


(先生は、以前在籍していらした大学病院では設備の限界もあって思うような治療ができず、理想のクリニックを作るために相当私財を投じられたようです。) 



夫「一つだけ質問があります。 

自分のような症状の場合、無事に出産までこぎつけられる可能性はどの程度ですか?

1割くらいですか?
」 


1割を切るかもしれない・・・。

そんな低い可能性なのに、治療費用は安くはないから、先に進むかどうかは、よくお考えくださいね。
」 



そのあとも先生とはいろいろな話をして、たっぷり1時間以上、お時間をいただきました。 

印象に残ったのは、こんな言葉です。 


どんなに子供が欲しいと思っても、それがかなわない場合もある。 

それはとても残念なことだけど、でも一度あきらめる決意をしたら、すっぱりと忘れることが重要。 

男の人はね、結構忘れられるの。でも女の人は、なかなか忘れられないのよね・・・。 

今は二人の生活もいいかなと思っても、40代、50代になったら、またやっぱり子供が欲しいと思うかもしれないしね。 


こういうのってね、今まで自分の人生で努力してきた人ほど落ち込むのよ。 

これが適当に生きてきた人なら、まあこんなもんかなと思えるんだけど・・・。 



日本の社会では、子供のいる家族は子供のいる家族同士ばかりとつきあってしまうのが、つまらないわね。 

たとえ自分に子供がいなくても、子供がいる家庭にどんどん遊びにいって、社会全体の子供としてかわいがってあげればいいの・・・。 


聞いているうちに、涙があふれてきました。

夢クリニックで無精子症だと聞いたときは、なんとか我慢できたんだけどなー・・・。



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考えさせられました
初めまして。うちも無精子症を抱えた夫婦です。
なんだかいろいろ考えさせられました・・・
今、うちはTESEを控えているところですけど、万が一ダメでも、私は子供を持ちたいという思いは諦められないのではないか、そんな気がしています。先生のおっしゃっている、「女の人は諦められない」なんだか、ずっしりと重いです。
あこぴ URL 2008/02/14(Thu)00:02 編集
あこぴさん、コメントありがとうございます
そうですよね…。私も先生のその言葉にぽろっときました。

それ以来、子供を見るたびに平静を保とうとする自分がいますが、なかなか難しいですよね。

今は無精子症に対してできる治療はほとんどないけど、10年くらい経てば医療技術も進むだろうから、とりあえず自分の卵子は凍結しておこうかな…とか、いろいろ考えてしまいます。

実は昨日私もあこぴさんのブログを覗かせていただいたところでした。
あとでお邪魔しにいきますね♪
【2008/02/14 07:46】
勉強になりました!
そうなんですね。そういったお話は聞いた事がありませんでした。
ウチの場合は射精もできないので、採精できない以上、AIDを選択せざるを得なかったということになるのかな?
確かにまだ30年の治療技術ですもんね。未知の世界なんですね。
私が聞いた話は射精して採取する精子は精管などを通る間に不純物をくっつけてきてしまうが、直接精巣から採る精子は不純物がなくキレイな状態でいるからいい。という話でした。
でも・・・射精して採取した精子は不純物がついても元気でいられる精子ってことですもんね。
私はTESE-ICSIで健康な子供産んでる人も障害児を産んでいる人も知っています。
そういったリスクは自然妊娠より高いってことなんでしょうかね。
私は妊娠してしまえば、障害児が産まれるリスクは自然妊娠の場合と変わらないと聞きましたが・・・。
むむむ、不安です。

あと、私たちの主人のような状態の場合、赤ちゃんを抱ける確率は1割未満というのはそうみたいですよ。
HPなんかを見ると、妊娠率なんかがとても高く出ている病院もありますが、分母と分子にどの数字を持ってくるかの違いらしいです。
全体的にはICSIの妊娠率は18パーセント、そのうち流産率は50パーセントだそうです・・・。

また、いろいろ教えてくださいね☆
いちご URL 2008/02/14(Thu)11:05 編集
Re:勉強になりました!
私もいちごさんと同じく「妊娠してしまえば、障害児が産まれるリスクは自然妊娠の場合と変わらない」という話を聞いていました。医師によって、いろいろな考え方があるということなんでしょうかね…。

でも、たとえリスクが高いとしても、そのなかでも正常なお子さんを産む方は当然いらっしゃるだろうし、挑戦しないことには、私たちのような症状では絶対に自然妊娠なんて無理だし…。難しいところです。

こういう治療方針について書くことで、他の方々にいやな思いをさせてしまうかもしれないという心配は、正直ありました。でも、混乱させてしまうかもしれないけど、そういう考え方もあるんだということを知っていただきたいという気持ちで綴っています。もしお気持ちを害されたりしたら本当にごめんなさい…。

いちごさんのことは、心から応援させていただいています。
【2008/02/14 20:45】
はじめまして。
はじめまして。ちくわぶと申します。
私自身 旦那に残されている治療方法がTESEしかなかったので、
TESEにより、精巣内の精子を回収しました。
今回のyumeさんの記事を読み
ショックな内容もありましたが、
そういう事も含めて きちんと説明して下さる先生は
とても素晴らしい先生だと思います。
不妊治療をしていたら たまに目を背けたくなる、耳を覆いたくなる様な現実があったりして。。。

辛くてもそういう事も全部を受け入れてこそ不妊治療なんでしょうね。

私は結婚する時に 完全に子供を諦めました。
本当に辛かったですが、決断する事で開かれた道もありました。

今は 不妊治療ができる様になりましたが。。。

改めて 考えさせて頂ける内容の記事に感謝します♪


e
ちくわぶ URL 2008/02/14(Thu)15:40 編集
ちくわぶさん、コメントありがとうございます♪
ショックを与えてしまって、ごめんなさい…。

(先生には直接質問しましたが)私も、精巣からとっても、精液中からとっても、内容がよければどっちでもいいんじゃないのかな?と思ってましたし、(切ることに対するアレルギーとかはあるでしょうけど)ふつうはそんなに迷うことなくTESEに進みますよね。

ダンナは、何回でもやるよ~と言ってくれてますが、10回も地道に精液検査→結果発表×→また精液検査…というのもツライかなあと。(そんなブログ、読むほうもツライですよね。)

インフォームド・コンセントはとても重要なので本当にありがたいのですが、リスクがあると知れば、進むのも怖くなるし…。そういうことも全部含めて、不妊治療なんですよね。

あとで、ちくわぶさんのところにもお邪魔させていただきますね。
ぜひリンク貼らせてください。

今後ともよろしくお願いします。
【2008/02/14 21:01】
わかるような気がします
>こういうのってね、今まで自分の人生で努力してきた人ほど落ち込むのよ。

これが適当に生きてきた人なら、まあこんなもんかなと思えるんだけど・・・

この言葉に大きくうなづきました。

なんとなくわかります。

うちはもうすぐ採卵ですが、初めてのICSIで沈没してもなんとなく、「初回だから」とか仕方がないかもという覚悟がいまあります。

でもこれが何度も何度も繰り返され、ずっと頑張り続けていくとしたら・・・諦めがつかなくなるんじゃないか、そう思います。

何が何でも、結果が出るまで!!!!!
そう思い、自分を追い込みそうな気がします。

そして、簡単に「そこまでしなくても・・・」とか「できないものは仕方がないじゃない」なんて言う人はやっぱり普通に妊娠して出産している人なんです。

適当・・・かはわからないけれど、苦労せず恵まれたから簡単に諦めろと言えるのかもしれません。
いろいろ考えさせられます。
さち URL 2008/02/14(Thu)22:17 編集
Re:わかるような気がします
私自身、コツコツ努力型では全然ないんですけど、仕事の面では、自分のやりたいことをかなえるためそれなりに頑張って、それなりに結果を出してこれたかなぁと思ってます。

夫とも楽しく暮らしてきて、今までほとんどあきらめたものがなかったということは、とても恵まれてたってことですよね。だから、今回自分ではどうしようもない壁にぶち当たっていることが、いまだに現実感を持って受け止められない感じです。

>何が何でも、結果が出るまで!!!!!
>そう思い、自分を追い込みそうな気がします。

その気持ち、よくわかります!
今は全力でがんばるとしても、どこかの時点であきらめ、すっぱり気持ちを切り替えることが必要になるときがくる可能性が高いんですよね…。

それができる自信は、まったくないですが、今はとりあえず一歩一歩進みます…。
【2008/02/14 23:16】
辛いです。。
うちは、これまでに6回顕微に挑戦していますが、受精し移植に至ったのは2回。しかも全く反応なし、採卵するまで心配、次は使える精子が見つかるか心配し、また受精するか、分割するか、移植にいたるまで何回もハードルがあるのに、ハイ陰性。。でまた振り出しです。その度数十万消えていきます、、。最近は辛くて辛くてたまらないのに、立ち止まることが出来ないんです。女性は諦められないって本当にそうだなぁと思ってしまいました。でも納得できるまでは、頑張るつもりです!
kumikumi 2008/02/15(Fri)11:59 編集
わかります、なんて軽率には言えないですけど・・・
kumikumiさん。
以前、本を読んでから病院のことを決めたいなとおっしゃってましたよね。
既に顕微も経験されているんですね……。精神的にも辛いですし、金銭的にも本当に大きな大きな負担ですよね(もちろん、身体的にもですが)。
私なんかはまだ、始めたばかりなのに男性不妊って大騒ぎしてますけど、今後ステップが進んでいくにつれ、自分のほうでうまくいかない可能性もあるんですよね。

考えれば考えるほど、赤ちゃんを無事に産むのは、様々な偶然が重なりあった奇跡みたいなものなんだなあという気がします。

でも、お互い納得できるまで、頑張りましょうね!
【2008/02/15 23:50】
無題
はじめまして。同じ無精子症の夫を持つみかんと申します。
タイトルに引き付けられて遊びに来ました。

私は北九州の病院でTESEを受け、そのまま顕微に挑戦中です。
AIDを考えた事もありますが、見ず知らずの男性の子供を育てる自信がなく、子供をあきらめる事も出来ず、治療に進みました。

治療前に一番不安に思ったことは「本来なら自然淘汰されるべき命を授かる事への不安」でした。こんな事を言うと授かった方々に不快な思いをさせるのではないかと口に出来ませんでしたが・・・今回は特別なので許してください。
今でも本当は不安なのです。
ユメさんの担当医の話がとってもずっしりと心に響きます。
本当に難しい問題ですね。
結局、私はそういう不安を背負いながらも子供を諦めきれず、もう4回目の挑戦に入ろうとしています。

確かにTESEで採取した精子では、見た目に正常であっても受精しなかったり、分割がとまったりする事は多いように感じています。

ユメさんご夫婦が悔いの残らないベストな選択にたどり着きますように。お祈りしています。
これからも色々と情報交換しましょうね。
みかん URL 2008/02/15(Fri)19:07 編集
みかんさん、コメントありがとうございます
北九州の病院に通われているんですね…。

みかんさんがおっしゃること、まさに私の夫が一番懸念していたことです。
「自然の摂理に逆らってまで子供を残す必要があるのか」
「顕微授精なんて人為的に選んだ精子で本当に問題はないのか」

高度不妊治療への挑戦は、私にとっては「自分のできる範囲での努力」なのですが、夫にとってはとても不自然なことをしているという気持ちなんだと思います。

できる範囲での努力をしなかった後悔と、不自然なことをしたがゆえの後悔…。どちらもそれぞれ、辛いですよね。

みかんさんも、悩みながら続けられているんですね。
今後ともいろいろ教えてくださいね。

よろしかったらブログへのリンク、貼らせてください。
【2008/02/16 00:03】
2度目のコメント・・・
2度目のコメント・・・ごめんなさい。
ユメさんのお返事を読んで、どうしても・・・。
(お気持ちを害されたらごめんなさいって書いてありましたが、全然そんなことないですよ!本当に!)
逆に・・・私のロングコメントでお気を使わせてしまっていたら、ごめんなさい。

先生の女性はなかなか忘れられない・・・というお話。私もそのとおりだなって思いました。
うちも凍結精子がなくなっってしまったら、AIDへ進むつもりでした。
これは私たち夫婦でよく話し合って出した結論ですが、夫はやっぱり少しは抵抗があったようです。
一度、「もし、その子が大きくなってもし悪いことをしてしまったとき、僕は自分の子供じゃないからと思ってしまうかもしれない」と話してくれたことがありました。
夫の気持ちは理解したつもりです。
それでも、私は子供を産みたい!と思いました。夫は私がそこまで思うなら・・・という気持ちでAIDに進むことを結論として出してくれたんだと思います。

これから、ユメさんご夫婦にとって、一番の選択が見つかりますように☆
いちご URL 2008/02/15(Fri)20:09 編集
いちごさん、お気遣いありがとうございます・・・
丁寧なお返事、ありがとうございます。
そういっていただけて、ほっとしました。

いちごさんご夫婦はAIDのことも考えていらしたんですね。

だんな様がおっしゃることも本当によくわかります。
いちごさんの気持ちを受け止めて、だんな様は本当に大きな決断をされたなと思います。
(結果的には見事ご妊娠されたので、杞憂だったのでしょうけど…。)

うちはまずは精液検査から始める予定なので、まだスタートラインにも立ててないような感じですが、その時々でよく話し合いたいです。

今後いろいろ教えていただくことも多いと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
【2008/02/16 00:15】
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プロフィール
HN:
yume
性別:
女性
職業:
ふつうの会社員です
自己紹介:
yumeです。2002年に結婚し、今は30代半ばです。

本格的に妊娠を考え始めたのは2006年くらいから。1年たっても何事も起こらなかったので、2008年1月、夫婦二人で夢クリニックへ。

ところが、初診のときに思いもよらず男性不妊が発覚!
転院した別のクリニックで精子採取を何度か続けたものの、よい結果は出ず。

散々迷った挙句、2008年10月に某病院で夫がTESEを受けましたが、細胞も見つからないという残念な結果に。

更新もたまにですけど、コメントいただけると嬉しいです。

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