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管理人のyumeです。 まさか自分たちが不妊治療することになるなんて。
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そして、その日3度目の診察室。 

院長先生が夫の血液検査の結果を説明してくれます。

(以下は、私たちがまったく男性不妊についての予備知識がないままに聞いた内容なので、
不正確な表現が多々あると思います。予めお断りしておきます・・・。)


「まず、FSHという下垂体に命令をするホルモンね。

標準は5~10くらいなんだけど、○○さんの場合は26.4。 

脳が精子を作る機能が下がっていることを認識しているので、どんどん作れという命令をしているわけ。 

でも、いくらそういう命令が出ていても、実際に精子を作る工場の作用がないとだめなんだけどね。 

それから、LHね。これも普通は5くらいなんだけど、13.8ある。

FSHほど重要じゃないけど、似たような働きがある。」 

一生懸命、精子を出すように命令している・・・・。ちょっと感動を覚えました。 


「だけどね、精子を作る工場の作用はあるのかもしれない。

というのも、男性ホルモン(TES)は669で、ちゃんとあるからね。」
 


・・・ふむふむ。

 「精子がない場合、精子のおおもとになる細胞がないのか、 もしくは、細胞はあるんだけど成熟停止といってどこかで発育が止まっているのか、になるんだけど、 ○○さんのケースは、どこかで止まっている可能性が高いかもしれない。」 

「精子の染色体の本数が46本から23本に減数分裂する段階まで育っていれば、精巣を切って顕微授精でできる。 でも、その前の段階で止まっているようだったら、顕微授精だけではだめなんよ。 その場合、精子にべん毛?がまだないので、卵子を電気刺激により活性化させる必要があるけど、まだまだ未知の領域。 それを試した患者さんもいることはいるけど・・・。」
 

「その人は、元気な赤ちゃんを出産できたんですか?」

 「まあ、それは個人情報とかあるから、詳しいことはいえないいけど・・・。

仮に、減数分裂している場合も、凍結でやるのは難しいから、精巣同時に卵子もとってフレッシュでやったほうがいいね。 急に言われてもあれだろうから、よく二人で話し合ってもらって、もし精巣を切る手術をしたいということになったら、10日後(Day 13)に奥さんがまた来院して。



そして先生、おもむろにどこかに電話をかけはじめます。 

「ああ、もしもし。○○ですけど。いやいや、メールの件とは別の件なんやけどね。 
××日頃、△△の手術って空いてる?ああ、そう。わかった。」 


そして再度私たちに向き直り、

 「もし精巣の手術をするんなら、うちにはその施設がないから、新宿のKLCから持ってこないといけない。
今確認したところ、そのあたりの日は空いているみたいだから。」 

「あの、とりあえず精子がどの状態まで育っているかということだけ、先に調べられないんですか? 

それがわからない状態で、私が10日後にまた来て採卵に向けた準備をしても、
精子が減数分裂までいってなければ、卵子が無駄に終わるわけですよね?」 

精巣生検がどれくらい負担があるのかもまったくぴんとこない私が尋ねます。


 「精巣を切るというのは、そんなに簡単なことじゃないんよ。

あなたたちの場合、卵子よりもずっと精子のほうが貴重だから、卵子のことはとりあえずあまり考えなくてもいい」 


今度は、今まで顕微授精なんて知識がまったくなかったであろう夫が質問しました。

 「素朴な疑問なんですけど・・・。普通の受精って、たくさんの精子のなかで選ばれたものだけが受精するんですよね? 

顕微授精は人為的に一つの精子を選んでしまうわけで、それで何も問題がおきないんでしょうか?」 

「妊娠の比率は、普通の体外受精も、顕微授精も、それほど変わらないよ」 

「そうですか・・・。」 

あとで振り返れば、もっと聞きたいことはたくさんあったのですが、私たちは、「考えてみます」といって診察室をあとにしました。 


お会計を終えると、もう17時。

夢クリニックでの初診は約5時間、診察代は二人合わせて8,000円くらいでした。 

外はすっかり寒くて暗くなっていて、私は沈んだ気持ちを抑えて、夫に「小川軒に寄ってもいい?」と尋ねました。 

ご存知の方も多いと思いますが、新橋駅前のビルには、レーズンウイッチで有名な小川軒があります。 

夫が仕事で新橋に行く用事があるとき、私はよく小川軒のマロンスフレを事前に電話予約して、夫に買ってきてもらってたんです。 

その日はばたばたしていて予約もしてなかったんですけど、大好きなケーキを食べれば、少しでも楽しい気分になれるかと思ったんですよね。 

でも、足早に向かった小川軒のショーウインドはガランとしていて、ほとんどのケーキは売り切れ・・・。 

夕方だしきっと何も残ってはないだろうな・・・と想像はしてましたけど、やっぱり・・・と肩を落として家路に着きました。 


うちの夫、スポーツマンで筋肉質だし、性格は繊細なところもあるけど男っぽいんですよね。 

だから・・・まさか無精子症なんて思いませんでした。 

なんとなく、青白くてひょろっとしたような女性っぽい人が、無精子症なのかなーって勝手に思い込んでました。 


ちょっと話はそれますけど・・・。

HIV/エイズ感染率の高いある国では、エイズに関する正しい知識が普及していないことが問題みたいなんですね。

例えば「顔のきれいな女の人はエイズに感染していないから、コンドームをつけなくても大丈夫」みたいな。

それを聞いたときは笑っちゃいましたけど、私の思い込みも同じレベルだったかもしれません。


 「そろそろ病院に行ってみようか」ということを相談したとき、

夫ははじめから「一緒に行くよ」と言ってくれていました。

冗談ぽく「だって、もしかしたら僕に問題があるかもしれないしねぇ。」と言いながら。

でも、そうは言っても、本人もまさかと思っていたと思います。 


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プロフィール
HN:
yume
性別:
女性
職業:
ふつうの会社員です
自己紹介:
yumeです。2002年に結婚し、今は30代半ばです。

本格的に妊娠を考え始めたのは2006年くらいから。1年たっても何事も起こらなかったので、2008年1月、夫婦二人で夢クリニックへ。

ところが、初診のときに思いもよらず男性不妊が発覚!
転院した別のクリニックで精子採取を何度か続けたものの、よい結果は出ず。

散々迷った挙句、2008年10月に某病院で夫がTESEを受けましたが、細胞も見つからないという残念な結果に。

更新もたまにですけど、コメントいただけると嬉しいです。

メールはyume55 アットマーク live.jpまでお待ちしています。
(55は半角でお願いします♪)
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